「個性」というものについて時々考える。
昔からそれを求められる場面に直面することが
多かったからか、今でも自問したりする。
「あなたの強みはなんですか?」
「あなたはどんな人間ですか?」
「あなたを表すとしたらどんな言葉ですか?」
etc...
手を変え、品を変えリアルに100回以上
この手の質問に出会っている気がする。
うるせ〜〜〜〜〜〜!ば〜〜〜〜〜〜か!
一辺倒没個性な質問で何がわかるんだ!
てめぇがオリジナリティのある質問してみろ!
面接もAIに仕事取られてぇのか?????お?
と、若い頃は思っていたのだけれど、
そんなことを言う勇気は当時なく
(態度には出てたかも、ごめん)
今でも明確に答えがあるわけでもないまま
今も皆と同じスマホを同じような角度でポチポチしている。
生きるのが上手な人は相手が求めているであろう答えを
理解して綺麗に飾って提供するのだろう。
一方その頃琉生くんは、逆ギレ文句のレパートリーを
着々と増やしているんだから、結果はお察しの通り。
でも語彙は増えた。一定方向のジャンルに限るが。
そんな折、「正直、個性論」という本に出会った。
フラッと書店に立ち寄ってパケ買い。
個性に対して同じような考えだったら上々。
個性はこんな風に見つけるんだよ⭐︎
みんな違ってみんないいんだから⭐︎
(キラキラエフェクト特盛セット)
とかだったらハズレだけど、
またレパートリーが増えるからいいかと。
結果から言えば、最高だった。
社会における個性とは。
個性というものの本来の姿とは。
それらを交えて、痛烈に痛快にぶった斬ってくれた。
中でもお気に入りは
「経済的価値を生まない個性に、存在価値はあるのか」
という部分。
前後を語りだすとめちゃくちゃ長くなるし、
そうするとこの日記自体が恐ろしい文章量になるので割愛。
「個性は◯◯」
著者のこの回答を僕自身が体感するまで
もしかしたらかなりの時間を要するかもしれないけど
頭に入れて生きてみようと思う。
色んなものを見て感じて、たまに悪態を吐きながら。
「正直、個性論」
是非、読んでみてください。