僕のところには「苦しい縄が好き」という方や「痛みを与えてほしい」という方も来られます。
正直に言うと、SMや緊縛の世界に入ったばかりの頃は、そういう方たちを見て「ただ痛いのや苦しいのが好きな人なんやろな」って、どこかで思っていました。
でも、実際に向き合って、話して、一緒に時間を重ねていく中で、それは全然違うと気づきました。
多くの人が求めているのは、“痛みそのもの”じゃなくて、痛みの先にある 安心 や 解放 や 自分を手放せる時間。
責任を背負い続ける日常から、一瞬だけ降りてもいい場所。
弱さを見せても、受け止めてもらえる感覚。
だからこそ僕は、ただ強く縛ることも、ただ痛みを与えることも、しません。
相手が何を手放したくて、何を感じたいのかを大切にしています。
「苦しいのが好き」
その言葉の奥にある気持ちまで、ちゃんと一緒に見ていけたらいいなと思っています。




