本日はみんなで初詣に行ってきた。その様子はそのうちTikTokに上がるらしいので、ここでは割愛する。
で、問題はそのあとだ。
「最近、運動不足なんだよねぇ」
一緒にいたあきらさんが、まるで今日の天気でも確認するかのような軽さでそう言った。
その一言がきっかけで、なぜか僕たちはバッティングセンターに向かうことになった。
正直に言うと、「初詣のあとにバッティングセンターって、なんか悪くない休日やな」と思った。
まずはあきらさんのバッティングを様子見。
打席に立つ姿は無駄がなく、背筋が伸びている。構えも妙に落ち着いている。
──これは、ただ者ではない。
そう予感したのも束の間、軽快なスイングでボールを気持ちよく弾き返す。
「野球、やってたんだよ」
振り向きざまにそう言うあきらさんは、爽やかそのものだった。聞き忘れたけど、ということは当時は坊主だったんだろうか。今の雰囲気からはあまり想像できない。
バッティングスタイルは、元中日の井端を思わせる右打ち。引っ張らない。流す。返す。まさに“右打ちの鬼”。
「疲れる〜」と言いながらも、最後の一球をきれいにセンター返し。
さすがである。
さすがのあきらさん。略して、さすアキ。
そして僕の番。
こう見えて、僕も小学生の頃は野球をしていた。
ポジション? バント職人である。
派手さはないが、堅実。つまり地味。
数年ぶりに握るバットが、当時の感覚を呼び起こしてくれる──
なんてことは一切なく、空振り、空振り、ボテボテのゴロ。
それでも後ろから、「ボール見えてるよ!」という優しい声援が飛んでくる。
見えている。
ただ、当たらないだけだ。
不思議なもので、何球か振るううちに少しずつ当たり始める。
そして迎えた最後の一球。
「気持ちよく決めたい」
そう願いながら振り抜いたバットに、ボールはきれいに当たった。
見事なセンター返し。終わりよければ、すべてよし。
久しぶりのバッティングセンター。
思っていたより、ずっと気持ちよかったです。
バッティングセンターデートとか、はきっと無いですよね、はい🙂↕️




