「騎馬戦の上をやりたい」
だけど
特別運動ができるわけでもなく
身長が高いわけでもなく
自分の希望を訴える事もなく
騎馬の端が定位置。
端の人が黄色い声援を受ける日はくるのだろうか。
上の人は帽子を取られる時、
端の人間の事を思い出してくれるのだろうか。
そんな思いを頭の隅に置きながら
立派な馬を演じていく。
でも、上の人も、プレッシャーや怪我のリスクで大変な思いをしているのかもしれない。
あれから15年。
自分は騎馬戦のどこにいるのだろう。
与えられた場所を一生懸命楽しんでいきたい。