「アレ」って、何かを指し示す言葉「指示語」なんですよね。
「言葉」はそれぞれ何かしらの「意味」をもっているわけですが、
この「アレ」という指示語にもちゃんと意味があります。
けれど重要なのは、
「その意味は一意じゃなく、話す相手や状況によって、いかようにも変わりうる」
ということです。
「アレ」について考えていたら、ふと受験生の頃を思い出しました。
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入試問題では、
「この文脈から、”アレ”が指し示す内容として適切なものを選べ」
「下線部の ”that” に該当する単語を次の選択肢から選べ」
といった形で指示語について問われることが多くありました。
ここで重要なのは、前後の文脈なんですよね。
小説なら、時代背景や情景描写、登場人物の心情を、
評論文なら、全体の論理構造や展開の仕方などを具に捉えて回答を導き出します。
なぜそんなことが必要なのか?
それは冒頭に書いた通り、その意味が時と場合によって変わりうるからです。
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『僕は、自分のアレで、君のアレをアレするのがアレです』
何の脈絡もなく突然そんなこと言われたら「なんのこっちゃ…?」となりますが、
セラピ日記を読んでくれてるあなたには「アレ」の意味が概ね伝わったんじゃないかな?
そうです、あなたが想像した「ソレ」です…♡
あなたと僕の間だけで通じる「アレ」。
何を想像してるのかな...?😏❤︎