みなさんこんばんは
人間以外に生まれ変わるなら
動物園のレッサーパンダになりたい遥翼です。
今回のテーマは【真夏の夜の夢】
夢というより夢であってくれと思ったエピソードです
学生時代、夏休みにオーストラリア留学をしていました。
ホームステイで現地の学校に通いもちろん授業は英語。
とはいえ期間は1ヶ月だけで英語も話せずお試し留学でした。
オーストラリアのどこ?
と思うも知れませんが身バレするので
かなりの田舎とだけ言っておきます。
ある日いつも通り授業が終わり、あまり家に帰りたくない僕は友達と日が暮れるまでサッカーをしていました。
流石に遅くなりすぎるとホストファミリーに心配をかけるのでスケボーとバスで家路に着きます。
その時事件が起きました
日本のバス同様、降車ボタン押すと止まるはずなのにその日はなぜかスルー、、、、
運転手が適当なのか、はたまた意地悪なのか、日本ではあり得ませんね。
本来降りるバス停から乗り続けること30分。
全く土地勘のない場所に降ろされ道路以外は全て森。僕は悟りました。
迷子だ、、、
留学生には緊急用の携帯電話を持たされているのですがその日に限って家に忘れてきてしまい、
連絡手段がない、それどころか人っこ1人いない、
そして真っ暗。
空を見れば南半球でしか観れない南十字星が輝いていました。
2時間歩き回っても、ここが何処なのか見当がつかない
「あと30分歩いて家が見つからなかったら
自前のスマホで高い国際電話料金を払って
学校にかけよう」
そう思ってふと視界の右側にある森に目をやると
クソでかい野生のカンガルーがピョンピョンと猛ダッシュしていました。
動物園で見るカンガルーとは比べ物にならないデカさです。
1ジャンプ10メートル以上は飛んでいた気がします。
続け様にコモドドラゴンみたいな化け物が目の前を横切り、
人生で初めて恐怖で腰を抜かし天を仰ぎました。
さっきまで唯一の癒しであった南十字星の輝でさえバスの運転手がかけていたサングランスに反射する光と重なり憎く見えてきます。
そのまま座っていても仕方がないので
更に1時間くらい歩き心身共に限界。
お母さんごめん!と国際電話で電波を飛ばそうと思った瞬間、
見覚えのある椅子が一個壊れたバス停を発見!!
街灯がほとんど無いので目の前に来るまで気づきませんでした。
こうして無事ファミリー宅に帰還👏👏
マミーには盛大に怒られましたが
英語が聞き取れないのでダメージ0です✌︎('ω')✌︎
これ以上に恐ろしい体験はこれから先なかなかないと思うので夜の思い出として書かせていただきました。
因みにオーストラリアは季節が真逆なので真冬の思い出でした!テヘ(((o(*゚▽゚*)o)))♡
長くなりましたがありがとうございます!
遥翼