官能

君が震える声で「もう…だめ…」ってつぶやいた瞬間、
ゆっくりと腕を伸ばして、柔らかく抱き寄せた。

全身の力を抜いて、俺の胸に身を預ける君。
熱を帯びたその肌が、愛しくて、切なくて、そっと背中を撫でる。

唇を重ねるたびに、さっきまで重なっていた時間が、まだ体に残っているのが分かる。
ぬくもりも、余韻も、呼吸までも。

「…休憩しよ」
そう囁いたあと、しばらく無言で君の髪を撫でていた。
でも、ふと顔を上げた君の瞳に、まだ少しだけ“続きを求める光”が残っていて――

その奥にある気持ちごと、もう一度抱きしめたくなった。

君の「限界」がどこにあるのか、俺がちゃんと見つけてあげたい。
一緒に、もっと深くまで。

 

本日枠まだ空いております!

 

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