ズボンで虫の息

昔スーツを買った勢いで洋服の青山の会員になっている。

年会費がある代わりに、3000円の商品券と割引券が年1回もらえるのだ。

でも基本的に仕事でスーツを着ないのでこの券を持て余すのが毎年の恒例だ。

ちなみに期限は1年で、4月末まで。やばい、もうすぐ期限切れだ。

会員辞めなきゃと思い、気がつくと1年経っている。光陰矢の如し。おそろしや。

 

 

というわけで青山にスラックスを買いに行きました。

ズボンを買うのってめちゃめちゃ体力を使います。

サイズが合わないと致命的につんつるてんになるし、最悪入らない可能性もあるので試着は必須、そして脱ぎ履きも面倒で裾上げもしなくてはならない。

もともと洋服を買うのに気合を入れなくては行けないタイプなのですが、ズボンだと瀕死になります。

宿題が終わってないのに学校に行く時ぐらいの気持ちで外に出なくてはいけないのだ。

 

 

あと青山はセール品を店外に置いている。

気になったズボンを持ち店内と店外をうろうろしていると、万引き犯に間違われないかも気になってくる。

ただでさえ店員さんが少ない日に余計な心配をかけさせて申し訳ねえなあという気持ちと、ズボン選びを妥協できない気持ちが混ざり合い、さらに体力が削られていく。

ズボン選びを終え、最後の難関が待っている。「お会計」だ。

 

 

青山は異様なまでにクーポンやらポイントやらが多い。

今回の商品券、割引券の他に、ハガキの割引券、会員証のクーポン券。

そしてポイントは青山、dポイント、Vポイントの三段構え。

もうね、複雑すぎて税金と構造がたぶん同じ。

しかも久しぶりにポイントの画面とか会員証を開くとログアウトされてて、「ログインIDとかなんだっけ?」ってレジでテンパる。

元から割り引いた価格で販売してくれ・・・と切に願います。

 

 

なんとかお会計を終え、虫の息で退店。

青山に行く前は入念に準備していこうな。