セラピストの日記｜草生｜特別な椅子東京店

家具で一番好きなものは？と聞かれたら、僕は椅子と答える。

素敵な椅子に座ってる時間ってほっと一息つくのはもちろん、なんだかとても特別な時間に感じるのだ。

こんなに椅子に対して思い入れが強くなったのは、映画館がきっかけだ。

愛知に住んでいた友達に会いに行き、映画を観に行くことになった。

映画はたしか「シン・仮面ライダー」だった。

ずいぶんと久しぶりの映画館だった。

家で映画はよく観ていたけれども、映画館からは足が遠のいていた。

カーペットだったり重厚な扉だったり内装だったり、映画館とはこんなにも非日常感のある空間だったのか。

頭ほどまで背もたれのあるどっしりとしたエンジ色の椅子に座る。

なんだか包み込まれているような、そんな感覚を覚える椅子だった。

シン・仮面ライダーは、なんだかノスタルジックな味わいのあるフィルムだった。

映像もそうだけど、森山未来さんや柄本佑さんら演技もたまらなく良くて、人生で一番映画館で観て良かったと思えた。

家に帰ってからも映画館のあの感動が忘れられず、早速いろんな椅子を調べたり試したりした。

そして選んだのがこの椅子。

パパサンチェアという名前らしい。

インドネシアが原産国のようだ。

ラタンというツルの植物を編み込んで作られたもので、座っていて包み込まれている感じがする。

１人がけではなく2人がけのパパサンチェアにしたのは、２人がけのパパサンチェアに寝っ転がると、本当に包み込まれている感じがして気持ちいいからだ。

包み込まれていると安心するのは、母親の胎内を思い出すのでしょうかね。

皆様も思い入れのある家具や椅子などがありましたらぜひ教えてください☺️

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