他責と孤独 

 

「That's life that's what all the people say」

人生とはそんなもんだとみんながそう言う

Jokerの主人公アーサーは「自分基準」ではなく、「他者基準」で生きてきた。

 

その為、世間から認められたい(他者基準)という思いで別人格ジョーカーを作り出したと考える。

 

しかし世間が求めているのはアーサーではなくジョーカー。アーサー自身を認めてくれる人は誰もいなかった。

つまり他者基準では幸福になれない。

唯一認めてあげるべきは自分自身で、アーサーは最後までそれに気づく事ができなかった。

Jokerの主題歌『That's life』という詩には、他者基準で生きる人が幸せになる希望を追い続け、葛藤や悔しさ嫉妬を感じながら、結局自分の人生が幸福になれない残酷さが表現されており凄くいい詩です。

幸福になる為には、まず自分自身の価値は自分で決めなくてはなりません。

"本当の自分でいるためにそれを心の底から本当にやりたいか"。それを改めて考えさせられるいい映画でした。

今日も"これが私だ"と強く生きよう。

【That's life】
​​​​​​​https://youtu.be/y_vBhWtDcx8?si=vJLcua-haFXdyrI8