外務省
大使館
厚生労働省
数々のたらい回しを乗り越え、
最後に航空会社から救いの言葉を
もらえた丈。
最後のテストも無事に終え、
帰国当日を迎えました。
最初のフライトが午前6時台だったこともあり、家を出るのはまだ午前3時台。
5月とはいえまだ肌寒い時間帯。
ここで最初のトラブル発生
Uberがいない!
(アメリカではUber=タクシー)
いつもならすぐドライバーを捕まえられるのに、この日は一台も現れないじゃあないか!
出鼻をくじかれた丈選手
しかし、これしきではびくともしません
今から向かえば間に合う!と
スーツケース2個転がしながら
空港まで歩き始めたのです
田舎は歩道などなく、
車道横をひたすら歩く
ガタガタの道路をひたすら
結局1時間以上歩いて空港に到着!
第一ラウンドクリアです
いよいよチェックインの時
陰性証明を見せてくれと言われ
緊張しながらも航空会社を信じて
「これだー!」と提示
難なく突破!
そして飛行機を乗り継ぎ、
鬼門の出国の地シアトルへ
ここでのチェックイン時、
フロントが何やら騒がしい...
丈の中に不安が少しずつ湧き上がってきた中、
受付の方から
「有効期間が足りません」
いやいや、ちょい待ってくれ!
こっちはあなたの所の
お偉いさんにOKもらってまっせ!
そう説得した所、、、
セーフ!!!
無事、日本行きの飛行機に
乗ることができました
これでやっと帰れる!
何があっても日本に着いたらこっちのもんだろう。なんせ私は日本人なのだから。
国民には優しくしてくれるだろう。
この慢心が後に大きなショックへとつながることは知らず、丈を乗せた飛行機はテイクオフ
約10時間のフライトを経て
いざ日本へ🇯🇵
飛行機を降りて入国審査場へ向かう時のこと
1人のスタッフが声をかけてきました
スタッフ: 丈様、もしかしたら陰性証明の有効期限が切れているかもしれません
丈:なぬ?!?!本当ですか?!?!
スタッフ: でも日本人なので入国自体はできるかと...
丈: ならよかったー
こんな会話をしながらいざ審査へ
今でも覚えています、
対応してくれたおじさんの顔...
彼の言葉に丈は絶句します
「入国できません」
えっ、
アメリカ出国できましたよ?
航空会社からOKもらいましたよ?
日本着きましたよ?
ここからあたりは騒がしくなっていく
航空会社の担当者が2名来て
審査スタッフと話し合い
その間、頭が真っ白になったまま
しばらく待つしかできず...
かれこれ3時間ほど話していたでしょう。
審査のおじさんは「入国できません」の一点張り
上に聞いてみますと言って
相談するもやっぱりダメとのこと...
このおじさんも間に挟まれて
辛い立場だったでしょう。
結局、丈がその日
空港を出ることはありませんでした
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ここまで来たらとことん楽しんでやるぜ!
強制送還されたやついる?
いねーよな!
次回
「脅威の日米往復24時」
ぜってーみてくれよな!