うろ覚えの映画評論〜愛の渦〜

皆様こんにちは

 

映画評論家の哉太です。

 

今回は、3年前にNetflixで観た

 

 

「愛の渦」

 

 

という映画の感想を

うろ覚えで語っていきたいと思います。

 

 

物語の主人公は

無精髭を生やし、若干のチェリー感漂う20代の男性A。

 

Aはなけなしの金を握りしめて、とある建物の一室に入ります。

 

そこは小さな「ハプニングバー」

 

中にはAを含めて、それぞれ年齢や容姿の異なる男性4名。女性4名。

 

 

全員が緊張している中、少しチャラ目の男性がその場をまとめ始めます。

 

ひとしきり、自己紹介が終わった後、とある2人を除く6人の思惑がうっすら一致します。

 

 

「この人とはしたくない。」

 

 

その2人とは

 

タトゥーが身体中に入っていて、無愛想な女性。

 

Aよりもモジモジしていて、少し不潔そうな男性。

 

6人は、その場の空気が悪くならない様、少しずつその2人を避け始めます。

 

 

私はこのシーンを観て、少し学生時代を思い出しました。

 

学校のクラスで、どことなく感じていた格差、それぞれの人間の立ち位置。

 

ハプニングバーの一室の中にもヒエラルキーが発生しているのです。

 

 

この映画には、この様な集団においての絶妙な人間関係、駆け引きがこれでもかと表現されています。

 

 

物語の終盤。主人公のAと門脇麦ちゃん演じる女子大生が熱く肌を合わせるシーンがあります。

 

Aは女子大生に恋心を抱いてしまい、ハプニングバーを出た後に、カフェで再会します。

 

そこで女子大生に言われたある言葉がとても切なく、この物語は終わります。

 

 

私はこの映画を通じて、集団心理というものの残酷さ、人間の性欲と心の繋がりの複雑さを考えさせられました。

 

大きな展開や大どんでん返しのある映画ではありませんが、この写メ日記を読んでくださった方々に強くオススメする映画です。

 

 

 

"うろ覚え"の映画評論ですので、

 

女子大生役が門脇麦ちゃんではなく、倖田來未だったかもしれませんし、

 

舞台がハプニングバーではなく、猫カフェだったかもしれません。

 

もし間違えがあっても、ご理解の程宜しくお願い致します。