サンタさんの思い出

こんばんは!そうきです!

 

子供の頃、サンタさんは信じていましたか?

僕は幼稚園の頃にはすでに信じていませんでした。

でもこれは僕がひねくれ者である事が原因なのではなく、兄が原因でした。

 

少し歳の離れた兄がおりまして中二病も早めに患っていた事もあり、「サンタなんかいるはずないだろ?」という事を吹き込まれ、早々としてサンタ信じてる勢から脱落してしまいました。

 

でも小2の頃、サンタ信じてる勢に返り咲きました。

朝起きたら、靴下にプレゼントが入っている事へ急に憧れを抱いたのです。

「サンタさんはいない!」とずっと言っていたのに、12月に靴下を出して「サンタさん来るかな〜」と急に言い出して親も戸惑ったに違いない。

 

そして12月25日。

朝起きると靴下に何やら膨らみが…

手を入れてみると、なんとプレゼントが!

めちゃくちゃテンション上がって嬉しかったですね☺️

親も起こさないようにこっそり入れるのがすごく上手で気づきませんでした。

 

そんなこんなで小6になった時でしょうか。

朝起きた時に靴下にプレゼントが入っている喜びを分け与える側に回りたくなって、親の分の靴下も出してプレゼントとサンタさんからの手紙を入れました。

プレゼントは何か忘れちゃったけど、手紙は覚えている。

当時、仲の悪かった両親に「お互いの事を大切にしてね」的な事を書きました。

今やったらめちゃ恥ずかしいけど、子供の時は純粋にやってました?

 

でも自分の気持ちと子供からそんな気回しをされる事に挟まれて、両親も辛かったかもしれないな、と今振り返ると思います。。

そこまで考える力は、子供の頃の自分には足りなかった。

 

 

そして大人になり、クリスマスプレゼントももらえなくなった頃にフィンランドへ旅行に行きました。

フィンランドに行きたくなったきっかけはプラネタリウム。

プラネタリウムでの舞台がフィンランドで、オーロラと星空が映し出されたその景色に息を呑みました。

 

オーロラを見る事がメインだったのですが、ムーミンや犬ぞりなどなどフィンランドは魅力がたくさんの国でした☺️

特に思い出深かったのはロヴァニエミというサンタクロースの街。

ロヴァニエミには本物のサンタクロースがいて一緒に写真が撮れるので、記念撮影のために行列に並んでいました。

 

正直、サンタクロースをナメていました。

どうせ恰幅と人当たりのいいおじいさんだろうと…

ついに僕らの出番となり、サンタクロースとご対面。

目の前にお会いした瞬間、そのオーラに圧倒されました。

そしてでかい。気のせいだと思うけど2mぐらいあったように感じた。

緊張しながら隣に並ぶと、サンタは優しく声をかけてくれました。

 

「どこから来たんだい?」

「日本です」

「日本のどこだい?」

 

僕はわからんだろうと思いながら、「神奈川」と答えました。

するとサンタは「お〜、神奈川!!横浜、鎌倉、川崎!」と返してくれました。

 

横浜、鎌倉まではわかる。

まさかのKAWASAKI

 

政令指定都市、KAWASAKI

神奈川三大ヤンキー聖地の一つ、KAWASAKI

「川崎出身です〜」と言うと、「ヤンキー?」と返されるのが定番のKAWASAKI

 

神奈川県民ならもちろん誰もが知っているが、まさかフィンランド人の口からこの単語が聞けるとは思わなかったのだ。

アジアの島国の日本についてここまで知っているとは。

このサンタ、本物だ。

深く感銘を受けて、僕は一瞬でサンタさんのファンになりました。

撮っていただいた写真も秒で買い、サンタ切手と本場の靴下も買いました。

 

サンタさんをはじめ、フィンランドの方は皆さんすごく親切で大好きになりました。

シャイなところも素敵です。

 

そしてメインのオーロラ。

なんと5日間の滞在で一度も見る事ができませんでした??

無情にもトナカイ肉のステーキを食らって帰国。

いつかまたオーロラのリベンジでフィンランドに行きたいです??

 

それでは!キートス☺️

 

 

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