回転寿司バイトのヒエラルキー

こんにちは!ソウキです!

 

高校生の時、某回転寿司屋さんでバイトをしていました。

他はどうかわかりませんが、僕がバイトしていた回転寿司屋さんではお寿司を作る速さでヒエラルキーが決まっていました。

寿司を作るのが速い=偉いという弱肉強食のジャングルの掟ばりの単純明快さ。

 

シャリはシャリマシンが作ってくれるのでお寿司のおいしさは誰が作っても一緒。

それよりもいかに早くお寿司を作り、お客様を捌くかが重要でした。

 

お寿司を作るのが遅い人間に人権はなし。

控室で挨拶しても無視されるわ、なかなかの冷遇っぷり。

 

バイトの主導権は大学生が握っているような状態でした。

めちゃめちゃシフト入る→お寿司作るのが速くなるという感じです。

 

入りたての頃、お寿司を作るのが遅かったのでとにかくキレられまくりました。

注文を捌ききれず注文画面がピーピー鳴り出す。

画面に何行も並ぶ「エビアボカド×6」の文字。

エビアボカドは工程も多く手も汚れるので、バイトしてた時は僕の嫌いな寿司ランキングぶっちぎりNO1でした。

 

「お前のせいじゃん。これどうすんの?」と詰められてとても辛かったけど耐えてた。

今の自分よりメンタル強いかもしれない。

 

その回転寿司屋さんはシフトのノルマがあって最低週3回3時間以上。

部活の関係で毎回夜18時〜21時の激混み時間に入ってたのでだんだん鍛えられていきました。

ドラゴンボールのサイヤ人は瀕死の状態から復活するとパワーアップしますが、あんな感じ。

 

だんだんお寿司を作るのが速くなると当たりが優しくなり、冗談なんかも言われるようになりました。

 

…がしかし。

やっぱり最初の頃の辛さを覚えてたので冗談を言われても空笑いしかできませんでした。

 

こういう経験を数多くしてきたので人の痛みはわかっているつもりです。

自分がされて嫌なことは相手にもしない。

当たり前ですが気をつけています。

(なんかシリアスになりましたが、おもしろいと思っていただけたら笑ってください)

 

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