7日間断食した事について詳しく書きます（前編）

「断食をすると身体の毒素が全て抜け、頭脳明晰、体も軽やか！人生の質が上がる事間違いなし！」
 
 
去年の12月。そんな内容のYouTube動画を観て、好奇心旺盛な僕は断食に興味を持ちました。
 
色々と調べていると、「断食道場」という断食をサポートしてくれる施設がある事を知ります。
 
早速申し込みをし、愛知県の山奥にある断食道場に向かいます。
 
木々に囲まれた古いアパートの様な建物。
 
そのフロントには40代くらいの男性が満面の笑みで立っていました。
 
薄暗いフロント。
ポツンと置かれた椅子。
 
僕はその椅子に座り、管理人と名乗るその男性から断食について説明を受けます。
 
まず、お粥などの準備食を2日程食べてから断食を行い、止める時もお粥や味噌などの回復食を2日程食べるのだそう。
 
僕は事前に準備食は済ませてきたので、7日間のコースで実質5日の完全断食を行う事になりました。
 
説明が終わると僕の部屋を案内し、軽く部屋のルールなどを伝えて、管理人さんは去っていきました。
 
平日という事もあって、断食道場の利用者は僕1人だけでした。
 
これから長い断食生活が始まる。
 
この時の感情は不安よりも新しい自分に生まれ変われるんじゃないかというワクワクが大きかったです。
 
自然の中で断食する事で、生を感じ、悟りを開くのではないかと。
 
本気で思っていました。
 
 
しかし、その後その思いは後悔へと変わっていくのです。
 
（明日の写メ日記に続く）
 
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